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第4回
ケータイでの撮影は段取り九分
Step4:外部メディアの有無
1.記録メディアの種類
 メガピクセルカメラを搭載した携帯電話にはほとんどといっていいほど外部メモリ用のスロットが内蔵されています。これはStep1〜2で述べたようにCCDサイズや画素数が大きくなるにつれ、画像の記録サイズやファイルの容量が大きくなり、もともと携帯電話にあるそれ以外のさまざまな情報を記録する内蔵メモリでは抱えきれなくなってしまうので、外部メモリスロットが用意されたと考えてよいでしょう。また、このことによって大容量、あるいは複数の記録メディアを用意することにより、メディアの容量が許す限り撮影ができるようになり、PCへの取り込みも楽になったことは言うまでもありません。実際に現状としてはメガピクセルサイズの画像をメールでPCに送ることはできないし、仮にできてもパケット代がバカにならないので、専用ソフトを購入しないとPCに取り込むことができなかったので、これは歓迎すべきことなのです。
今、現在、カメラ付ケータイで使われている記録メディアは主に次の3種類です。
ご自分の機種は外部メディアスロットがあるのか、また、ある場合はどのメディアなのかは前回紹介の一覧表をご覧ください。

SD メモリーカード miniSD カード メモリースティックDUO
1999年にSanDisk社、松下電器産業、東芝の3社が共同開発したメモリカードの規格。デジカメでも採用する機種が増え、一眼レフタイプがコンパクトフラッシュでコンパクトカメラではSDカードという棲み分けがされつつある。イズは縦32mm×横24mm×厚さ2.1mm。転送速度は2MB/秒。しかし、今では高速タイプ10MB/秒のものもある。現在入手できる最大サイズは512MB。Vvodafoneのシャープ製端末やP2102V(NTTドコモ/松下電器産業)で採用されている。 その名のとおり?SDカードの小型版で、世界で最小の記録メディア。サイズは21.5×20×1.4mmでSDカードの56%、重量1g。携帯電話などより小型化が求められている機器への搭載のためにできたメディア。SDカードと動作電圧やデータ転送速度(2MB/秒)も同じ。専用アダプタによりSDカードとしてつかうことができる。カメラ付ケータイの記録メディアとして8割以上の機種で採用されている。現在入手できる最大サイズは128MB 。 SONYが開発したメモリースティックの小型版。サイズは21×31×1.6mmで重量は2g。と大幅に小型化されている。専用アダプタにより通常のメモリースティックとして使うことができることが多く、互換性も高い。最高転送速度は理論値ではあるが160Mbps(20MB/秒)。カメラ付ケータイの機種としてはNTTドコモではD(三菱電機製)、SO(ソニーエリクソン製)、auではソニーエリクソン製の機種で採用されている。メモリースティックDUOの最大サイズは128MB(メモリースティックと同じ)。上位メディアにメモリースティックProDUOもある。
2.PCとの連携
 これらのメディアを使ってPCに取り込むわけですが、私は基本的に公私とも最近はノートPCを使っています。もちろん、自宅、会社ともにデスクトップPC(Macも含む)はありますが、このような用途にはノートPCの方が私は便利かなと思っています。

 これは、私が普段使っている富士通のLOOX T60D/Wで2003年の夏モデルです。この機種のスペックはこちらでご確認ください。私がこのマシンを選んだポイントは(1)価格が安い(購入時13万円台でした)、(2)持ち歩ける(正直ちょっときついっす)、(3)光学ドライブ内蔵(コンボドライブ以上)、(4)接続インターフェイスが多い、(5)HDの交換が容易、(6)バッテリ駆動時間の順です。
これは、私のノートPCを選ぶときの基準なのですが、今回のような企画で重要になるのがそのうちの(4)番です。
写真左側はCF(コンパクトフラッシュ)用のスロットです。現在コンパクトフラッシュは一眼レフタイプのデジカメの記録メディアとして使われていることが多いようです。また、CFはTypeI(薄型)とTypeIIがあり、最近のPCではCF用スロットといえばTypeII対応が多いようです。TYPEII対応のスロットであれば大は小を兼ねるではないのですがTypeIサイズのものもOKです。これにより、PCカードアダプタなしでもCFサイズのモデムやmicro driveなどもここに格納できます。
 写真右側下はPCMCIAカード用のスロットです。このスロットによってノートPCはPC自体に不足しているインターフェイスやディスクなどのさまざまな機能を用途に応じて補うことができるようになりました。先ほどのCFと関係があるのですが、ここに関してはTypeI〜III(TYPEI、IIの厚さはCFと同じ)まであります。数字があがるにしたがって厚くなっていきます。PCMCIAスロットについては、このマシンのようにモバイルも前提にしているものは大概TYPEII対応で一枚用のものが多く、デスクトップ代わりに使うノートPCではTYPEIIIまで対応でかつ、TYPEI、IIが2枚入れられるものもあります。
 そして、写真右上はUSBポートです。これは、Windows、Macintoshのプラットホームをこえ、デスクトップ、ノートPCにかかわらず備わっています。ノートPCでカメラ付ケータイやデジカメで撮影した記録メディアをPCで読み書きする場合は、前述のCFスロットやPCMCIAスロットを使うことを最初に考えると思います。ただ、ノートPCでもよいのですがデスクトップの方はUSBを使うことを第1に考えるでしょう。ただし、このUSBを使うとき注意してください。というのは、現在USBの規格は1と2があるのですが、先ほどの“コンパクトフラッシュと同じようなもんだろ!” と考えているとひどいことになります。何が違うのかというとデータ転送レートが全然違います。マウスを使うときのポートとして使うのであれば1だろうが2だろうがどっちでもいいのですが、カードリーダーやHDやDVDマルチドライブなどのディスクストレージ、スキャナ、プリンタを接続する場合は効率化の面で大きな差がでてきます。

秋葉原の某ショップで1499円で購入。メーカーは不明。USB2.0規格でコンパクト
フラッシュ(TypeI、II)、microdrive、スマートメディア、メモリースティック、
メモリースティックPro、SDカード、MMCカードの7種類の記録メディアに対応。
WWindowsとMacOSXで使用可能。
 USB1.0のデータ転送レートは理論値ですが最高12Mbps(ハイスピードモードの場合、ロースピードモードは1.5Mbps)ですが、USB2.0は最高480Mbpsとけた違いの速さです。実際に編集部でUSB1と2のポートがあるPCで実験してみました。128MB のMiniSDに100MBのデータを入れPCにコピーをしたところ、USB1経由では1分53秒、USB2.0経由では27秒でした。100MB程度のデータでもこれだけの差が出てくるのです。もちろん、この場合カードリーダーもPCの方もUSB2.0対応でなければなりません。どちらか一方だけがUSB2.0対応でも速くなりませんのでご注意を。
 また、私はデジタルものが好きなのですが、記録メディアがさまざまあり、1つの機種のためだけにメディアをそれぞれ買うのは非合理的ではないかということで、 次のようにしています。

 まるで、ロシア人形のようですが、先ほど作業の効率性を述べたのですが、私の場合は経済的な事情で購入したすべての記録メディアは使い倒すということでカメラ付ケータイの購入を機に記録メディアのベースをminiSDにしてこのよう感じでデジカメなどと共有しています。
また、A5403CA(au/カシオ計算機製)のように購入した時点でPCと連携できるソフトウェアがついているものもあります。

 このように、PCを中心にさまざまな方法が考えられますがご自分の環境と懐具合でベストの選択をしていただければと思います。

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