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就・転職活動の流れ、キーワードなどの活動の基本情報から、活動中に生じる 疑問など、人に聞きづらい様々な問題をQ&A方式でわかりやすく解説していきます。



自己分析で何がわかるの?

就職活動における自己分析には大きく分けて2つの目的があります。まずは自分の適性を知ること。2つめは自己PRに役立てること。ただし、はじめからこの目的ばかり意識し過ぎてしまうと取り付きにくいものです。

まずは自分のこれまでを振り返ってみよう
 地味な作業ではありますが、自己分析の第一歩として、じっくりこれまでの自分の人生を振り返ってみましょう。「人生」という言葉は少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、これまでの学校生活でどんなことを学んできたのか、部活やサークルで何をしたのか、家族や友人との関係でどんな出来事が一番印象に残っているのか、またそれらの中で楽しかったこと、辛かったこと、好きだったこと、嫌いだったことなどを思い起こしてみます。
 これらをまずは箇条書きにし、動機となったことや感想、自分なりの理由づけなどを思いつくままに書き加えていきます。もしも一つのことに対して矛盾する感想が浮かんだとしても、どちらかを消してしまうのではなく両方書き込んでおきましょう。
 そうしていくうちに、あいまいだった自分への認識が言葉によって少しずつ明確になっていき、自分への理解が深まっていきます。これらを時系列に並べて文章としてつないでいけば、ちょっとした「自分史」が出来上がります。

「自己分析」と「他己分析」
 「自己分析」だけでなく「他己分析」というのも就活情報などでよく目にする言葉の一つとしてご存知の人も多いと思います。自分が思っている自分と、周囲の人から見た自分が一致するとは限りません。むしろ、人によって様々な見方があります。自分がどう見られているかを知ることは、自分にとってもたくさんの新しい発見をもたらしてくれます。家族や友人、アルバイト先の上司、大学の教授や小・中・高時代のクラス担任など、できれば各年代の自分を知る人たちの意見を聞いてみましょう。
 これにより自己分析をより客観的にすることができます。これから社会に出て行くわけですから、どうしても他人の評価は無視できません。ただ、思いも寄らぬ指摘にショックを受けることがあったとしても、必要以上にくよくよしないようにしましょう。あくまでそれはその人の意見です。人によって、価値観や評価の基準は異なって当然です。受け止めるべきは謙虚に受け止め、自分の価値観や判断基準をより深めるキッカケにすればいいのです。

長所と短所
 このようにして自己分析を進めていくと、自分の長所や短所が見えてきます。同時に、ちょっと見方を変えるだけで長所は短所になり、短所は長所になることにも気づくはずです。そういった発見や発想の転換が、思わぬ自分の志向に気づくキッカケになったり、自己PRのテクニックにも役立ってきます。

自己分析スケジュール
 こうして見ていくと、自己分析はなかなか手ごたえのある作業です。「自己分析は一日にして成らず」なのです。自分なりに期間を決めて取り組んでみましょう。例えば、1週間単位で自己分析の各過程を区切ってみます。最初の1週間が箇条書きにして自分を振り返る期間。次の1週間が箇条書きしたことに感想などを書き加える期間。3週目は他己分析の期間。さらに他己分析をさらに自分なりに吟味する期間。毎日必ずというのではなく、1週間のうち何日か集中して取り組める時間と、逆に冷却期間を置くと無理のない冷静な自己分析ができます。じっくり時間をかけるためにも、思い立った時すぐに始めてみることも大切です。
 また、自己分析がある程度済んだら、今度は未来予想図を考えてみると面白いかもしれません。自分自身を振り返ることは、これから自分がどのように生きていくか(生きていきたいか)ということにもつながっていくからです。


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