就職活動が実際に始まると、なかなか時間の余裕がなくなってしまうものです。できるだけ早めに、自己分析や適性テストで自分の志望業界や職種について関心を持ち始めた3年生の秋頃からがいいでしょう。

本や会社案内からの情報だけでなく、その業界や企業で実際に働く先輩の話は自分が就職活動する上で最も生きた情報になります。また、企業からの情報はその企業の良い部分しか伝わってきませんが、先輩の話を聞くことで働く上での実状を知ることができるのです。

訪問の時期は早めがいいでしょう。先輩がどうしても忙しくて会えない場合は電話やメールでも仕方ありませんが、基本的には直接会って話を聞いてください。就職活動が実際に始まると何かと予定が合わせにくいので、3年生の秋頃、まだ志望業界や企業が決まる前でも構いませんので、早めに進めるようにしましょう。

まずは、就職部の卒業生名簿やサークルの名簿、ゼミの先生に聞くなどして自分の志望する業界・企業で働いている先輩がいるかどうか調べましょう。その上で連絡先を調べて電話やメール、手紙でアポを取ります。はじめに自分の名前を名乗り、連絡した理由を説明してください。誠意を持って依頼をし、先輩が快く引き受けてくれたときは心から感謝の気持ちを伝えましょう。それは断られた場合でも同じです。訪問の了解をもらったら、先輩の仕事の繁忙期も確認しつつ、面会日や待ち合わせ時間、場所は先輩の都合に合わせて決めていきましょう。また、その先輩と初対面の場合は先輩が自分の情報を全く知らないので、簡単な自己紹介ができるようにしておくといいです。メールや手紙で送るのも良いでしょう。

先輩の貴重な時間を割いていただくという意味でも時間が無駄にならないよう前もって準備が必要です。業界研究・企業研究で調べたように、その会社の基本情報を研究しておいてください。その上で自分が関心のある知りたい質問をまとめておくといいでしょう。事前に質問事項を先輩にメールや手紙で送っておくのも一つの手です。

訪問当日の時間厳守は社会人として最低限のマナーなので必ず守ってください。やむを得ない理由で遅刻しそうな時には早めに連絡を入れます。服装や髪型も清潔感を保つよう心がけてください。質問はあらかじめ準備しておいたメモをもとにできるだけ簡潔にしましょう。目安は1時間程度と考えてください。訪問が終わったら、お礼のメールやハガキを送ると印象がいいです。そして、その企業の就職活動の状況は随時知らせるようにしましょう。就職活動が終了したら、お世話になった先輩には必ずお礼と報告をしてください。
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