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就・転職活動の流れ、キーワードなどの活動の基本情報から、活動中に生じる 疑問など、人に聞きづらい様々な問題をQ&A方式でわかりやすく解説していきます。




 いつも書類選考で落ちてしまいます。職務経歴書の書き方のコツを教えて下さい。

 まずは相手の視点に立って自分の職務経歴書をみてみよう!
 見やすい読みやすいものか? 企業がどんな人材を募集しているのか? 自分は募集要項に適した人材なのか? どんなことが強みで、どんなことが出来るのか職務経歴書から読み取れないようでは伝わりません。誰が読んでも見やすく、経歴・強みが読み取れる職務経歴書を作っていきましょう。

企業の視点と押さえておきたい項目 
 まずは、企業がどんな人材を採用したいのかを考えてみよう。募集要項を見れば業務内容を把握できます。企業は最低限その職務内容をこなせるだけの経験とスキルがあるかどうかをみます。さらに即戦力として活躍していけるか、その他の付加価値があるかどうかを職務経歴書から見極めます。企業の財産ともなる人材を選ぶのですから求める全てのスキルを兼ね備えた人は魅力的に映ります。また、多少スキルがたりないところがあっても、「新しい発想ができる」「改革の担い手」として思わしくない業績を好転させてくれるであろう人材を求めています。
 いくら自分の経験やスキルに自信があっても、自分がいかに求めている人材に近いのかを職務経歴書に書けなければ、企業は見向きもしません。職務経歴書の内容が、企業の視点に合わせた書き方になっているかどうか?を見直してみましょう。

企業の視点
■即戦力になるか?
 入社後すぐに業務をこなしていける十分な経験をもっているか?
  →引き継ぎや指導に時間をかけたくはない。
■専門知識はあるか?
 関連部署とのコミュニケーションに必要な知識以外にも、何か専門知識を身につけているか?
  →新しい風となり活躍してほしい。周囲にもイイ刺激となって欲しい。
■得意分野はなにか?
  →得意分野があればそれを担当してもらって業務の効率化を図りたい。
■熱意はあるか?
  →いくら優秀な人材でも入社後すぐに辞められては困る。

 職務経歴書に書きたいことは沢山あっても、ダラダラと長い文章になっては元も子もありません。ぱっと見ですべて把握できてしまうくらいすっきりと簡潔に書かれたものの方が好感を持てます。
 企業の視点に合わせすっきりと見やすくなった経歴書は、面接で会う前からもとても好感度の高いものです。満足のいく経歴書になれば、おのずと面接にも自信が持てるようになるでしょう。納得がいかなければ何度も書き直す気持ちで作成しましょう。

書くときのポイント 
 それでは、具体的にどう書けばいいのでしょうか? 最低限必要な項目と内容をまとめてみました。
基礎データ
 名前、住所、連絡先等個人的なデータの部分。履歴書の内容と矛盾がないか確認しよう! 特に年月等の数字を再確認。 嘘偽り無く記入すること(嘘を書いても必ずバレます。企業によっては興信所へ調査させるところもあるので、軽い気持ちでの嘘かもしれませんが絶対やめましょう。)。

経験業務
 箇条書きに職務経験を記入。時系列型とスキル型の記入方法があるがどちらでも書きやすい記入で。自分の経験とスキルをアピールする場である。簡潔にすっきりまとめるために、表形式にしたり、文字の大きさ、アンダーライン等で強調したり見やすくさせる工夫をしましょう。所属した部署や業務内容をただ羅列するのではなく、「業務で経験したこと」「工夫・改善したこと」なども記入するとよい。

志望動機
 企業への熱意を伝える部分。ポジティブな理由でまとめたい。企業のどの部分に惚れ込んでその中でどう活躍したいのか、同じ業界のなかでも、その企業を選んだ理由を記入するとよい。

退職理由
 「人間関係」「職場の不満」などネガティブな理由は仮にそうだとしても書かない方がいいでしょう。「企業への熱意があるから」「向上意欲から」のようなポジティブな理由のために転職することを伝えたい。

自己PR
 自分の強みをアピールしよう。過去の経験からどう貢献できるか? 自分のどんなところが企業で活かされるのか?を強くアピールしたい。企業の求人ニーズに応えた内容にしたいので、企業研究もきちんとやっておきたい。


経歴部分の書き方
 オーソドックスな書き方は「時系列型」。社会人になってから現在までの職歴を時系列に記入する方法。古い順から書く「降順」と新しいものから書く「昇順」の書き方があるが、書きやすい方を選択すればいい。転職回数の少ない人や職歴の少ない若い人、ずっと同じ部署で働いているという人に向いている。
 一方、自分のスキルをズバッと伝える「キャリア型」は、専門職や技術職などに適していると言われている。ただしまとめ方によってはわかりづらくなることもあるので書くときは慎重に!

時系列型
職務経歴書(時系列型)サンプル 年月の項目ごとに記入。どんな部署でどんな業務についていたのかを書く。年代順になっているので業務を通しての成長過程が伝わりやすく、昇進のスピード等もアピールしやすい。
■向いている人:
ずっと同じ職種の人や経験の浅い人、転職回数の少ない人に向いている。
■メリット:
配属先、異動、昇進の時期がわかりやすい。アピールしたい点は別項目にするとみやすくなる。

キャリア型
■向いている人:
専門職や技術職等職能別にアピールしたいひと向き。
■メリット:
自分の強調したいことが書きやすい。強調したくない部分を簡略化できる。またスキルアップしていることをわかりやすく伝えることができる。例えば、システム開発エンジニアなら「プログラマ」→「システムエンジニア」→「プロジェクトマネージャー」とまとめても良いし、営業なら「個人営業」→「法人営業」→「営業企画」→「コンサルティング」と過去の職歴からステップアップしている様子を流れで表現できるので、仕事に対して熱意や方向性等もアピールできる。
■注意点:
何を強調したいのかによって書き方が変わってくるので、過去の経歴をどう分類するかによっては見づらくなる場合もある。あれこれアピールするものが多すぎて、まとまらなくなる恐れもあるので、的を絞って分類したい。


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