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尾方 僚(おがた りょう)
就職コンサルタント。(株)インターンシップ代表取締役
 上智大学文学部社会学科卒業。大手就職情報会社に9年間勤務後、就職コンサルタントとして独立。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)、アントレプレナースクールで科目履修後、担当教授のサポートで(株)インターンシップを立ち上げる。
 現在、大学、企業人事向け講演を多数行っている。企業の採用コンサルテーションも多数担当。新聞・雑誌・TV等のコメンテーターとしても活躍中。また、大学生のビジネス能力をつけるための「ベーシックビジネススクール」を開校。学生たちには「内定獲得は入口にすぎない。将来を見据えたキャリアプランが描ける就職を」という観点で仕事を行っている。その指導には、学生だけではなく企業サイドからも定評がある。
 Yahoo! JAPANの就職情報サイト「Yahoo!求人情報新卒学生のための就職情報」で、「尾方 僚の就職相談室」を公開中。
 主な著書に『就活(勝)道2004』(新星出版社)『こんな親では就職できない』『こんな人こそ外資へ行け』(廣済堂出版)、『誰も書けなかった就職50のルール』(オーエス出版社)、『インターンシップ』(監修/学生援護会)などがある。

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今週の質問者
salesmanさん
(33歳・男性)
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今年春から食品メーカーの営業。既婚、子供1人。現在月収32万。貯蓄100万。賃貸住宅。
■Question
 第3回 転職の回数と年齢の関係

 現在、食品メーカーの営業をしています。今の会社にはこの春(4月)から勤めています。私の悩みは転職の回数です。今の会社で大学を卒業してから7社目になります。現在33歳という年齢から見ても転職の回数は多い方だと思います。ただ、転職の理由としては人間関係がよくなかったとか、給与面 が不満だった、不況の折会社経営が悪化してきたなどいろいろあったのですが、一番大きな理由は、インターネット、新聞、就職情報誌などで就業中の会社と比較して労働条件、待遇面 が良い会社の求人情報を見ると、漫然と仕事してるうちに時間はどんどん過ぎていってしまい、転職できる年齢が過ぎていってしまうと思い、職種も営業だったので基本的には在職中なども都合をつけて就職活動したこともありました。ですので、勤めている会社が嫌いとか人間関係が良くないというよりも、より良い条件で安定を求めて転職をしてきたら転職の回数が増えてしまったという感じです。冒頭にお話ししたように転職は少ない方がいいに決まっているのは分かっているのですが求人情報での募集の年齢も35歳ぐらいまでが多いことと家庭をもっていることもあり、どうしても良い条件の会社に行きたいと思ってしまいます。職種は基本的に変えるつもりはありません。そこで(1)今後もし転職した場合での受け答えの適切な例と(2)長い目で考えると多少の良い条件で転職はしないべきなのでしょうか。
■Answer
 最終的なゴールを分析しよう。

 7社目ということは、ほとんどの会社で平均一年少し超えたところでの転職ということになるでしょうか。転職をすることは悪いことではありませんが、回数が多いとジョブホッパーという目で見られてしまうことは否めないでしょう。また今度こそ自分の条件に本当に合った職場に転職しようと思ったときに転職経験が多いとそれがネックになることもあります。ただし同じ職種(営業)で動いているので、売るものが変わるだけで営業の能力は変わらない(つまり優秀な営業マンは売るものが変っても売ることができる)ということの証明でもあります。条件のいいところに転職したいということですが、いったいいくらだったら自分の最終的な年収のゴールになるのか、ということを今分析するべきでしょう。つまり何歳までに年収いくらになっていたい、それには今の年齢でいくらほしいのか、ということです。このような分析ができていないと、単に無駄 に転職を繰り返すということになりかねません。また自分のキャリアのゴールも見極めておくべきでしょう。もし資金をためて今後独立したいなどの目標がある場合でしたら、別 に条件で転職を繰り返してもなんら問題はないですが、会社員としてキャリアを積んで生きたいとおもうのであれば転職の回数も考慮すべきでしょうね。ですから具体的な回答としては(1)転職の理由を聞かれたときには自分の今後のキャリアをどのように考えて転職するのか、ということを相手に伝えること(2)自分のキャリアプランを立ててみて今転職したほうがいいのかどうなのかを見極めることとなります。



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