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尾方 僚(おがた りょう)
就職コンサルタント。(株)インターンシップ代表取締役
 上智大学文学部社会学科卒業。大手就職情報会社に9年間勤務後、就職コンサルタントとして独立。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)、アントレプレナースクールで科目履修後、担当教授のサポートで(株)インターンシップを立ち上げる。
 現在、大学、企業人事向け講演を多数行っている。企業の採用コンサルテーションも多数担当。新聞・雑誌・TV等のコメンテーターとしても活躍中。また、大学生のビジネス能力をつけるための「ベーシックビジネススクール」を開校。学生たちには「内定獲得は入口にすぎない。将来を見据えたキャリアプランが描ける就職を」という観点で仕事を行っている。その指導には、学生だけではなく企業サイドからも定評がある。
 Yahoo! JAPANの就職情報サイト「Yahoo!求人情報新卒学生のための就職情報」で、「尾方 僚の就職相談室」を公開中。
 主な著書に『就活(勝)道2004』(新星出版社)『こんな親では就職できない』『こんな人こそ外資へ行け』(廣済堂出版)、『誰も書けなかった就職50のルール』(オーエス出版社)、『インターンシップ』(監修/学生援護会)などがある。

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今週の質問者
matchさん
(25歳・男性)
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正社員として勤務。未婚。年収約330万。貯蓄80万。両親と同居。
■Question
 第7回 第一希望の結果が後の場合

 内定をいただいた会社があるのですが、その会社は自分のしたい仕事ではありません。でも、給与・待遇面 がよく、今の就職難を考えると内定を辞退することもできないでいます。実はもう1社面 接を受けて結果待ちの状態です。そのため内定をいただいてる会社に働きながら待とうと思っております。よい結果 が出ない場合は、その会社で働き続けようかと思っておりますが、もしその結果待ちの会社からよい返事がもらえれば、行きたいと思っております。そういった場合、結果 待ちの会社で問題になるのでしょうか。ちなみに面接の時には、事情を話しておりません。
 気になるところは、5日くらいで辞めてしまった場合、次の会社にはばれてしまうのでしょうか?たとえば社会保険に入っていなければ、問題ないのでしょうか?非常に困っております。どうかご指導のほどお願いします。
 「それなら、最初から受けなければいいのに」とのお叱りの言葉もあろうかと思います。当初希望職種で応募したのですが、面 接の中で「募集の職種とは違う仕事をしてみないか」ということで、誘われたのです。すがる思いで引き受けたのですが、どうも自分の適性にあってないのではないかと土壇場にきて心配になってきました。今の現状では、本当にやりたい仕事を探すのは、難しいのでしょうか?
 自分としては、とにかく仕事を1週間だけやってみて、ダメならまた探すつもりです。 しかし心配していることは、先ほど同様、次に転職をする場合に経歴が残ってしまうのではないかということです。ちなみに入社日に年金手帳、雇用保険をもってこいとは言われておりません。年金手帳、雇用保険以外に何か記録が残るものはありますか?
■Answer

 可能性を試しつつ、リスクを回避しましょう


 まず、現在結果の出ていないほうの会社に連絡をし、実情について話をしてみることをお勧めします。「つまりもしそちらで内定をいただけそうだったら、今内定をもらっている会社を断ろうと思う」などということです。まだ回答は出せないというかもしれませんが「可能性はあるのかないのか、結論はいつごろまでに出るのか」ということの確認だけでも違います。最終決定の結論はでているのだけど、役員の決済がおりていない(役員が出張中など)のさまざまな要因で連絡が遅くなっている場合もあります。そこでできるだけ話しを聞いた上でまだまだ結論に時間がかかりそうでしたら、今内定をもっている会社に入社しても構いませんし、結論が早まりそうでしたらその結論によってどういう行動をとればいいのか考えられると思います(いいほうの場合は今の内定先には入社しない、悪いほうでしたら入社する)。職務経歴書上は試用期間(例えば入社3ヶ月など)はあえて書かないという例も多々ありますが、社会保険に入ると記録は残ります。今内定をもらっている会社にもできるだけ誠意を持つことは大事です。なぜかというとこれから先また転職しようと思った時に前職に今進行している会社から問い合わせが入ることもあるからです(どんな人物だったのか、また辞めた理由は)。あまりにも悪い印象を残しておくといいことはないからです。いずれにしても自分の行き先がないというリスクは回避しておかねかればならないのと、自分の経歴に傷がつくというリスクも回避しておきましょう。社会はどこでつながっているかわかりませんので、評判も大事です。また自分の希望している職種でないということでも先方が「この仕事に向いている可能性がある」と判断してくれたわけですからそれに挑戦してみることも大事だと思います。いろんな可能性を試しながらリスクを回避するということを考えながらやってみましょう。



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