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尾方 僚(おがた りょう)
就職コンサルタント。(株)インターンシップ代表取締役
 上智大学文学部社会学科卒業。大手就職情報会社に9年間勤務後、就職コンサルタントとして独立。慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール)、アントレプレナースクールで科目履修後、担当教授のサポートで(株)インターンシップを立ち上げる。
 現在、大学、企業人事向け講演を多数行っている。企業の採用コンサルテーションも多数担当。新聞・雑誌・TV等のコメンテーターとしても活躍中。また、大学生のビジネス能力をつけるための「ベーシックビジネススクール」を開校。学生たちには「内定獲得は入口にすぎない。将来を見据えたキャリアプランが描ける就職を」という観点で仕事を行っている。その指導には、学生だけではなく企業サイドからも定評がある。
 Yahoo! JAPANの就職情報サイト「Yahoo!求人情報新卒学生のための就職情報」で、「尾方 僚の就職相談室」を公開中。
 主な著書に『就活(勝)道2004』(新星出版社)『こんな親では就職できない』『こんな人こそ外資へ行け』(廣済堂出版)、『誰も書けなかった就職50のルール』(オーエス出版社)、『インターンシップ』(監修/学生援護会)などがある。

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今週の質問者
yukinkoさん
(26歳・女性)
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短大卒。正社員として勤務。未婚。年収300万。両親と同居。
■Question
 第12回 東京に行きたい!

 地方在住の20代後半の女性です。
 現在北海道の地元で建設会社の事務をやっていますが(もうすぐ3年)、どうしても東京での生活を諦められません。 単なる東京への憧れと言えば、それまでですが、様々な情報が集中してる街でもありますし、引越し資金がたまる1年後ぐらいには移り住みたいと思っています。
 また、このまま普通の事務だけでは将来年齢的に使い捨てが見えていますので、一生1人で生活していける仕事をできたらと思っています。 スキルについてはPCの方は、Word、Excel、Access(モジュールプログラム含む)は普通 に使えますが、資格で証明できるものは現在まだありません。経理や保険の処理等は、年配の事務の方が主にやってるので、私は小口現金の管理と、損害保険の代理店業務ぐらいです。
 1年で取れる資格は取っておこうと、簿記2級、MOUS(一般・上級)やワープロ検定、 また建設関係に現在いることから、宅建、建築経理事務士の資格の勉強をして受験の準備中です。 地方で東京での仕事を探すのは情報が少なく、面接に呼ばれても交通費も回数が増えれば結構な金額になりますので、1年後に退職して、マンスリーマンションで部屋借りながら仕事探そうかとも考えますが、親に心配かけないためにも、できればこの1年〜1年半のうちに決めたいと思っています。
 この1年、私はどのように東京の会社の転職活動をしたらよろしいでしょうか。 アドバイスお願いいたします。
■Answer
 情報を収集し、行動あるのみ!

 会社を辞めてしまってから東京にでてきますと、思った以上のコストがかかってしまいます。決まらないとあせりもでてなかなか難しくなってしまう現実もあります。また年齢的にも早いほうがいいので、まずはバーチャル転職活動をしてみたらいかがでしょうか。いろいろな転職サイトがありますので、そこに登録をしてみます。それと同時に履歴書・職務経歴書を用意しておきます。そして応募の際には「今地方におりますが、そちらに住んで働こうと思っております。」など一筆添えてみましょう。ただし地方からですと住宅手当を出さなければならない、ということがハードルになることもあります。いずれにせよ自分で家賃を払ってということを考えているのであればそのことも一筆添えるのも効果 があるかもしれません。もし運よく面接ということになれば有給休暇などを使い面接にでてきてみる、という方法もあると思います。夏休みまたは冬休み、有給などを使って一週間ほど滞在してみることもよいかもしれません。なぜかというと都会独特の忙しさもわかるでしょうし、どのあたりに住むのがいいのか、住むとなったらいくらぐらいの家賃がかかるのか、そうなるとお給料はどのぐらい必要なのか、ということがわかります。地方よりも都会のほうがお給料は高い場合が多いのですが、それは生活するのにコストがかかるからです。私の知り合いは(技術者でしたが)九州からインターネットを通 して応募、こちらに面接にきて採用が決まりそれから退社の手続きをし、すぐ上京、家が決まるまで、しばらくマンスリーマンションから通 勤していました。その際でも交通費はすでに新しい会社のほうから支給されますし、わからないことは会社の総務に相談できるなどで東京の生活になれるのも早かった模様です。
 転職情報に関しては現在インターネットが発達していますので、同じ情報を手に入れることが可能です。新聞などの求人情報などは確かに地方では難しいかもしれませんが、もし友人がこちらにいるようでしたら、定期的に求人がでる曜日がありますので、そのときの新聞を送ってもらうようにするなどの方法もあります。また求人情報誌(関東版)などはインターネットで購入できます。そして今目指している資格の勉強ももちろん続けてください。履歴書には資格取得予定(年○月)という書き方でもよいですし、今その資格をとるために勉強していることも記入しておきましょう。あとは転職者のための会社フェア(合同企業説明会)などを大きな会場でやっていることがありますので、それを目指して上京してみるというのもいいかもしれません。とにかくまず情報を集めること(集まるようにしておくこと)、行動してみること(それも在職中に)をお勧めします。それも在職中のほうが有利でしょう。がんばってください。



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