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第2回
就職活動中とは、ずっと自己分析を続けること
 M.K.さん (22歳・女性)
国立大学/法学部

IT企業/S.E.(内定)


■やりたい仕事がない。でもそうも言っていられない

 専攻は政治学でしたが、その分野を職業にする気もなく、志望する業界・職種といったものがありませんでした。社会で働くことに夢が持てなくて、でもそうも言っていられない。それで社会人を知ろうと、3年生の夏休みにIT企業でのインターンシップに参加ました。
 実は、会社はどこでもよかったのです。そこもIT企業だとは知らず、ただ学校に応募用紙があったから応募して、受かって、行ってみたらパソコンが並んでいた、といった感じです。


■分かったのは、ITが道具だということ

 ITの仕事というのは、ずっとパソコンに向かってるだけだと思っていたのですが、意外と人との折衝も多く、ITはただの切り口なのだと分かったのです。ITは道具なのだと。
 それをきっかけに、これから自分のする仕事を、ITという切り口からやるのも面白いかなと思い、一つの選択肢になりました。


■自分の好みを知る。知れば働きたい業種も絞られる

 インターンで、やったらできて、成長できて、誉められて、自分でもすごくうれしい。そのサイクルがすごく楽しくて、社会に出るっていいなと思ったのです。
 その後、いろいろな会社の説明会に行きました。とあるメーカーに行った時にセミナーがあって、商品を作るまでの過程がすごく面 白かったのですが、特定のモノに決めてしまうのが嫌だと思い、それでメーカーは志望からはずしました。いろんな業種に関れる方が自分に向いていると思い、金融系やIT系などを受け始めました。


■とにかく自分を掘り下げる。それが就職活動

 説明会に行くと同時に、有志で勉強会もやりました。自己分析だったり、業界分析だったりといった内容です。 それから他己分析では、自分はどう見えているか、などを話してもらうのですが、自分ではマイナス思考で、ネチネチした人間だと思っていたのに、周りからはその逆に思われていたことを知り、少し驚きました。でも、そのように見えるのなら、もうそれに乗ってしまおうと。ネチネチした自分をわざわざ表現する必要はないなと。
 また、説明会に行って話を聞いて、これは面白そうだと思ったら、その分野を掘り下げる。面接の時に聞かれて答えられなかった質問に対して、なぜ答えられなかったかまた掘り下げていく、といった感じです。説明会や面接の合間に、同時平行して自己分析していました。 就職活動中は、ずっと自己分析し続けないといけないのです。


■夢が見つからない。精神的なストレスが体調まで崩してしまう

 面接がすんなり通らず、精神的なストレスが体に来てしまい、体調崩して就職活動を止めてた時があります。 自分が一体何をやりたいのだろう、一生何を追いかけたいのだろうっていう、夢が見つからないストレス。ずっと自己分析してても見つからない。それで悩んでいたのです。で、それを中学の時の恩師に相談したら、夢は悩んで探すものじゃないよ、と言われたのです。作り出すものじゃなくて、楽しんで見つけるものだと。それを聞いて目が覚めました。
 それからは面接でも正直に、今はまだ夢は見つかってないのでこれから探していきます、と話しました。あとから面接官からも、うそついてるなって見られなかったし、自分自身やってて楽だったです。


■就職活動を利用して、普段会えない人に会ってもらう

 れまでやってきたことが一応誰かに認められたのだという、その自信。それを得られたことがよかったと思います。 それから、自己分析をしていくことの大切さも知りました。今自分はどうしてこれやってるんだろうとか、これによってどういうものを得てるんだろうとか、そういう考え方をするようになったかなと思います。
 でも何よりも、いろんな人に会えたことが面白かったですね。就職活動中の学生という立場を利用して、普段会えない人にも会ってもらえるし、面 白い話が聞けたりするし。 やっぱり人の支えが会ってここまできたなと思います。それが再確認できました。

2003.7.14取材




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