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渋井真帆(しぶいまほ)
http://www.womanf.co.jp
info@womanf.co.jp |
| マネー&キャリアアドバイザー、(株)マチュアライフ研究所 代表取締役社長。
金融機関や新聞社への販売・マーケティングコンサルティングの他、講演、セミナー、雑誌等への監修・執筆を中心にマネー・
リテラシーやビジネス・リテラシーの普及活動を展開中。男子禁制の「skill for life」スクール、「女のたしなみマネー塾」や
「女のたしなみ やわキャリ塾」は全国から申し込みが殺到するほどの盛況ぶり。著書に「女(わたし)を磨くマネー塾」(三笠書房)
、「あなたを変える『稼ぎ力』養成講座 決算書読みこなし編」(ダイヤモンド社)がある。 |
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第10回 女性が陥りがちなワナ
最近企業で、管理職向けに「女性社員の戦力化」についてお話する機会が増えています。大体1時間〜2時間、どうすれば管理職が女性社員の力を存分に発揮させ、業績を上げることができるのかお話させていただくのですが、講演の中で彼らがもっとも反応するのが、「女性の戦力化を阻む5つの要因」というテーマにさしかかった時です。具体的には下の5つになりますが、この5つの要因によって女性はビジネスで挫折しがちという話を管理職に向けると、「そうそう」「あるある」の大合唱です。
女性が陥りがちな資格志向 女性が陥りがちな視野狭窄 女性が陥りがちな自己完結 女性が陥りがちな自己卑下的失敗回避行動
女性が陥りがちな感情的行動
そして決まって、「だから女は使いにくいんだ!」と男性陣は眉をひそめて頷き合います。
このことは、日々就職活動に精を出す女子学生の皆さんにとっては聞き捨てなりません。採用の可否の最終決定権を持っているのは管理職クラスの方々。そして、その大半が男性たちです。もちろん、管理職には女性も多数存在しますが、彼女たちはそれ相応の努力を重ねてきた分、同性に対してはシビアな目をもっています。
もし、彼らが眉をひそめる要素をあなたが持っていたらどうなる? 持っていなくても、そんな要素を持っているのだと誤解されたらどうする?
当たり前に考えれば、眉をひそめる要素を持っている人を採用したいと積極的に考える管理職はいません。
ですから女性学生の皆さんにとって、どのような要素が採用決定権者に嫌われるのかを知ることは内定を手に入れる上でぜひクリアしたいことです。大体管理者は、日々遭遇する5つの要因がもたらす問題に飽き飽きしているのですから、その要素を自分は持っていない、または持っていたとしても除去する努力をしていることをアピールできれば、好感度はかなり増します。
5つの要因のうち特に管理者が嫌うのが「資格志向」。先日もある企業の内定式で「会社入っても、くれぐれも資格志向に陥ってはダメよ」とお話ししたところ、人事部長さんが「よくぞ言ってくれた。さっぱりした!」とおしゃっていました。
企業は、専門的で論理的なことはよく知っている反面、その知識を実地に応用する能力がきわめてとぼしいインテリには懲りごりしています。そうしたインテリの典型的な行動が、“とにかく”資格を取りまくる。ところが、いくら資格たくさん持っていても、仕事で使える人かといえばそうでもないんですよね。はっきりいって使えない。さらに本人は妙にプライドが高いから人の言うことに素直に耳を貸せない。これではお話になりません。
だから、いくら資格をたくさん持っていても面接時にその話が触れられる機会は滅多にありません。もし触れられたら、自分は「資格志向」の持ち主だと疑われているのではないかと注意しましょう。
その場合は、確固たる目的をもって資格をとったこと、自分はあくまでも資格は目的ではなく、別
の目的を達成するうえでの手段でしかないことを知っている人間だということをアピールしましょう。その“別 の目的”のところで自己アピールできれば、面接のテクニック、つまり社会人の会話テクとしては満点です。ついでに「資格を取得する中で、学習するクセやスキルが身についた」といった話をすると◎。近頃の業務は非常に専門化しているため新人が即戦力になるのは不可能に近いです。企業はそのことを学習しています。だから企業が学生に求めるのは、新しい仕事の技術的な側面
を学習する能力や意欲があるかどうかだからです。
このことは、新卒の就職活動だけでなく、転職でも心に留めておきたいことです。
次回(1/23)は「よくある質問とその対策〜女性学生編その1」です。
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